【話題】フェンシング太田さんの発想が勝った集客

毎日更新頑張ります、U-9です。

 

フェンシングの太田さんのワイドショーで語った話のツイートがバズっているという記事を読みました。

 

blog.esuteru.com

記事ははちま起稿さんのもの。

ゲーム、アニメの内容も多く、エンタメや時事ネタもまとめられているので、毎日見させてもらってます。

 

この話の内容は、

 

①フェンシングの大会を体育館でやろう、入場料は1000円!

→しかし、まったく集客できない。

 

②だったら、入場料は5000円に上げるけど、劇場でやっちゃおう!

→満席!

 

というお話。

しかも、太田さんはフェンシングの普及を1番に考え、収益を考えているわけではないそう。

 

 

この話を知って色々と感心しましたが、

 

まず、大胆な逆転の発想がすごいですよね。

私なら、1000円でも来ないなら無料で見せられる方法を模索し始めてしまうと思います。

普及を考えているならなおのこと、もっとお金をとろうなんて思いつかないですね。

 

 

さらに、シェイクスピアが好きな人ならフェンシングの魅力にも気づいてくれるはずだという、狙った客層の事もしっかり考えていることがとても戦略的で素晴らしいです。

 

 

しかし、劇場での興行化というのがどのくらい普及につながるのか。1回目は物珍しさからの成功なのではないか。など、疑問も浮かびました。

 

競技としてではなく見世物として人が集まったのではないかとも思いましたが、見ることを楽しむ人間と、自分でやること楽しむ人間のどちらもいますから、フェンシングを自分でやりたいと思う人間に見せることができれば普及につながるのかもと思ったりしました。

 

でもよく考えたらバスケとか野球とか、チアリーダー踊ってますもんね。

あれは見世物としての一面も用意して楽しんでもらうためだから劇場フェンシングは全然正解なのかも。

 

 

1回目の成功が2回目以降にどのように変化していくのか。

2回目以降でもマンネリせずに楽しんでもらいつつ、競技としての面が薄くならないように集客していくために何をするか。

 

5000円とっているからこそできることが増えるので、その分のクオリティを期待するお客さんをうまく集められるといいですね。

 

安いだけが足を運びたくなる理由ではありませんからね。

 

コース料理付き飲み放題で4500円の忘年会は嫌ですけど、5500円しちゃうけど生カキ食べ放題付きの忘年会って言われたら、行きたくなりますもんね。

(忘年会自体に抵抗があるから多分難しいですけど)

 

 

あとは、将来の選手候補の若い世代に向けたサポートもあったほうがいいんじゃないかなと感じます。

 

プロの大会を見る機会は、若い選手にとっても貴重な経験になると思うので興行寄りにしていくにしても、参加しやすいシステムがあるといいのかなと。

 

5000円が負担にならない高校生は少ないでしょうから。

 

 

 

生きていく中で選択肢は様々で、その中に正解が必ずあるわけではありません。

盲目的に一つの方向にしか考えられないのではなく、この件のように違った見方から解決策を模索できる、そしてそれを実行できる人間になりたいと感じました。